佐竹ガラス（泉州のガラス工芸）

沿革・特徴

泉州・堺では奈良時代以前、日本で最初のガラス玉の工房が作られ、その後、泉州周 辺のとんぼ玉は「泉州玉」「さかとんぼ」と呼ばれ全国的に有名になり、根付けやか んざしなどの装飾品に使用されましたが、奢侈禁止令(贅沢禁止令)により江戸時代に 途絶えましたが、明治時代には大阪にヨーロッパの近代ガラス工芸の技術が入り和泉 に伝わりました。

その後、大正時代にはガラス玉に魚のウロコから抽出したエキスを塗る人造真珠の製 造が和泉市で始まり、(日本の人造真珠のシェアの70％以上)欧米に沢山輸出され、

大正時代から和泉市で始まった人造真珠 ガラス細工や数珠用ガラスビーズ・トンボ玉等のガラス工芸がますます盛んになり、 (内職で玉を作る家庭も街のあっちこっちに有りました。)その材料である工芸用色ガ ラス棒を製造する工場も和泉市に10社以上出来、国内シャアほぼ100％でした。

ガラス棒の生地引き作業 イラスト

ガラス棒の生地引き作業

工芸用色ガラス棒 半世紀以上前に和泉市信太山の職人により発案されたホタル玉は今も人気です。

和泉・信太山発祥とされているホタル玉 現在は習いたい方の増加により、ガラス工芸教室も営まれています。

ガラス工芸教室 流工房

トンボ玉教室 体験風景

トンボ玉製作風景 イラスト

トンボ玉体験教室 簡単なトンボ玉とアクセサリー

ガラス細工 厄除けアマビエ

産地