堺線香

堺線香

由来・特徴

16世紀に中国から線香製法が伝わり、わが国最初に堺で製造されたのがはじまりとされます。 江戸時代以降、すでに産地として知られ、今もその伝統技法と調合方法を受け継いで作られ続けています。
また、江戸享禄・天文の頃、お香・お茶の道を究めた風雅な人々が堺市内に現れ、 お香の調合法を堺商人に伝え、数々の香りを商品化できるようになりました。

お線香は、『椨’タブ(の木』皮を乾燥させて粉にしたものを基材に、沈香などの天然原料やその他香料を調合して作ります。 このタブ粉に香料を加え、熱湯で練り合わせ、盆切り、整形、乾燥などの伝統技法で生産されます。 現在でも香料の調合には、研究改善が続けられています

会員概要

産地組合

堺線香工業協同組合
〒590-0952
堺市堺区市之町」東3-2-23 森島如鳩堂内
TEL:072-233-4913
HP: hhttps://sakaisenkou.net/

1986 大阪府知事指定伝統的工芸品の指定を受ける

伝統工芸士 9名

大阪府伝統工芸士 富田一郎
大阪府伝統工芸士 奥野浩史
大阪府伝統工芸士 奥野佳昭
大阪府伝統工芸士 鈴木壮一
大阪府伝統工芸士 富田和弘
大阪府伝統工芸士 大塚一央
大阪府伝統工芸士 山本一也
大阪府伝統工芸士 大塚由朗
大阪府伝統工芸士 二宮祐司

主な製品

各種線香