大阪金剛簾

大阪金剛簾

由来・特徴

起源は飛鳥から奈良時代とされ、平安時代に入って宮中などの間仕切りや装飾に使用された御簾が、現在の御座敷簾の原形といわれます。
江戸時代前期の明暦年間、富田林に竹細工の技術が伝えられたのが起源とされ、金剛山麓や石川河岸に繁茂した良質の竹に恵まれた当地を中心に、竹籠作りのかたわら竹簾作りが行われ、一大産業として発展しました。

明治時代に入り、製作道具などが改良され、竹簾作りが盛んになり産地が形成されます。天然の竹の素材を生かした優雅で格調高い簾は、日本的な風流さを備えていると高く評価されています。

会員概要

産地組合

大阪簾工業協同組合
〒584-0024
大阪府富田林市若松町2-4-25
TEL:0721-26-1190

理事長:杉多 公一

1985 大阪府知事指定伝統的工芸品の指定を受ける
1996 経済産業大臣指定伝統的工芸品の指定を受ける

伝統工芸士

経済産業大臣指定伝統的工芸品 大阪金剛簾 伝統工芸士 杉多公一
大阪府伝統工芸士 杉多公一
大阪府伝統工芸士 杉多裕子

主な製品

御翠簾、座敷すだれ等